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伝統と実績

鈴川織布の淵源

大正時代の終わり、日露戦争が終結して間もない頃に創業した織布工場が鈴川織布の始まりです。当時の愛知の産業といえば醸造業と窯業、そして繊維業が中心でした。昭和30年代~40年代頃には、鈴川織布の本社がある知多半島(五市五町)で、約650社の繊維業者が軒を並べており、生産量では日本一を誇っていたといいます。

初代間瀬清治が最も大切にしたのは、誠意を持ってお客様の声に耳を傾けることでした。どんなに些細な質問や要望も決して軽視せず、常に誠意を持って商品開発、製造に取り組んだのです。

時代は移り、自動車産業の台頭とともに繊維業者は減少していきました。現在、この地域に残る繊維業者は数えるほどしかありません。そんな激動の中にあって「鈴川織布」の名が残り続けているのは、創業当時の精神が今もなお生き続けているからにほかなりません。

沿革

1924(大正13)年 鈴川織布工場として創業。
1990(平成2)年 基準寝具類の開発、製造販売を開始。
2001(平成13)年 中国山東省維坊市に合弁会社維坊正川床上用品有限公司を設立。
2003(平成15)年 中国山東省青島市に青島正川進出口有限公司を開設。
2008(平成20)年 中国江蘇省海門市に上海泌義南通薬業有限公司を設立。
(日本、中国、米国との三国合弁会社)
2010(平成22)年 中国河南省許昌市に許昌安麗織物有限公司との合弁会社設立に向け進行中。

実績

2011年度販売実績
シーツ・ピロケース類 約80万枚
タオル類 約163万枚
布おむつ類 約365万枚
病衣・肌着類 約2.3万枚

鈴川織布の取引先の多くはリネンサプライ業界を代表する企業で、国内有数の販売実績をあげております。

ただ私共の会社が重要視しているのは、生産能力だけではありません。品質管理にも万全を期しており、二重、三重の検品を行い、何か問題があればすぐに対応できる体制を取っています。結果、販売実績に対し、お客様からのクレームはほとんどありません。

感謝状
平成22年には日本ダイアパー事業振興会から長年の功績が認められ、感謝状をいただきました。